2020年10月07日

環境基礎講座第3回「伊勢湾の環境と未来」を行いました!

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【日時】 2020年10月3日(土)14:00〜16:30
【場所】 三重県松阪庁舎 大会議室
【テーマ】 水環境
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講義@
【時間】 14:10〜15:00
【講師】 国分 秀樹氏(三重県環境生活部大気・水環境課)
【内容】 「三重県の水環境について〜伊勢湾再生に向けて〜」
【参加人数】 28人

講義A
【時間】 15:10〜16:00
【講師】 千葉 賢氏(四日市大学環境情報学部教授)
【内容】 「伊勢湾の環境と未来に向けて」
【参加人数】 28人

第3回のテーマは「水環境」。三重県に暮らす私たちの財産である「伊勢湾の未来」を想い、学びあいました。

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第1講では、三重県の水循環に関する施策について、大気・水環境課の国分秀樹さんからお聞きしました。水質規制によってどう変わったのか、生活排水対策によって何が変わったのか、伊勢湾の特徴や現状について、なぜ貧酸素化になるのか、貧酸素水塊はなぜできるのか、伊勢湾の干潟や藻場の状況は?など。県の施策を通して、伊勢湾が今どういう状況なのかについて説明を受けました。
これからは、これまで水質、生物、ゴミ、干潟や藻場などの環境などそれぞれに行われていた施策を、「伊勢湾再生」を共通課題とした、関係部局、国、企業、市民団体・NPOなどとの連携による取組を展開していくとのことでした。

第2講は、四日市大学教授の千葉賢教授から、先生の調査研究データに基づく伊勢湾の状況や問題について、今後の展開を検討する上での課題の整理、千葉先生が想う「伊勢湾の未来」についてお聞きしました。@貧栄養問題、A貧酸素水塊、B水産資源の減少、C海洋ゴミ(自然ゴミ)の増加、D海洋ゴミ(プラスチックゴミ)の増加、の5つの課題をあげられ、伊勢湾の特質を踏まえた対策の実施、調査と管理、影響評価の実施、それらの結果に基づく改善対策の実施の必要性について語られました。
伊勢湾が抱えている問題は様々な要因が絡み合っているため、改善、解決には時間を要します。そして、多様なアプローチ、対策を実施し、その効果を多面的に捉え、実施した対策の効果を把握しつつ、さらに必要な対策へと移行していくプロセスが必要です。伊勢湾のそもそもの自然のバランスを、人間の経済・社会活動、暮らしが崩してしまった今となっては、人間が介在し、人間の管理、コントロール、人工的なアプローチを施さなければ、バランスを取り戻すことが出来ないことを学びました。

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千葉先生が思う「100年後の伊勢湾」…。
@魚貝類が沸くように棲息(豊穣の海への回帰)
A貧酸素水塊の戦艦発生回数はゼロ
B漂着・浮遊プラスチックゴミは皆無
C豊かな生態系サービスを人々に提供
伊勢湾が私たちに与えてくれていた恵みをもう一度認識し、私たちの生活をどう変えていったらよいのか、伊勢湾と私が近しくなれる日々をどうつくっていくことができるのか。難しい課題ではあるけれど、今を生きる私たちに与えられた使命だと痛感しました。

☆本講座を深堀する講座、10月からスタートする「行動する人になる!SDGs講座2020」の第3回「水環境×SDGs~伊勢湾から未来を想像する」を実施します。瀬戸内海で活動している高校生をゲストにお招きします。12月26日(土)です。乞う、ご期待!

【報告:新海】


posted by 三重県環境学習情報センター at 14:37| Comment(0) | 活動報告

津市立一身田小学校5年のみなさんが来館しました

津市立一身田小学校5年のみなさんが来館して、「食品ロス」と「海ごみ」についての学習と、施設見学を行いました。
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日時:2020年9月24日(木)9:30〜11:40
場所:三重県環境学習情報センター
人数:109人
担当:環境学習推進員 太田、木村、坂崎、脇谷*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:
「食品ロス」についての講座では、グループワークを行いました。
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現在日本では、たくさんのごみが出ています。そのなかには、まだ食べられるのに捨てられる「食品(食品ロス)」が多く含まれています。
食品ロスの現状を知ってもらい、食品ロスを減らすために出来ることを話しあいました。


「海ごみ」についての学習は、プラスティック製品などが海の環境や生き物たちに与える影響についてクイズ形式で学びました。
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施設見学は、環境クイズの答えを見つけるという形で行いました。展示物をめくったり、じっくり読んだりしながらみなさん答えを見つけていました。
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今日は短い時間の中でたくさんのことを学習してもらいました。ぜひ自分にできることを見つけて行動してくださいね。

【報告:脇谷】
posted by 三重県環境学習情報センター at 14:23| Comment(0) | 活動報告