2020年10月30日

スキルアップ講座「行動する人になる!SDGs講座」第1回 生物多様性×SDGs〜三重の風土を感じる暮らしかた〜を行いました!

***********************************************************
【日 時】令和2年10月25日(日)14:00〜16:30
【場 所】みえ県民交流センター 交流スペースA
【参加者】19名
***********************************************************
生物多様性の大切さを知り、生物多様性を保全するための、「生態系ネットワーク」「生態系サービスの持続的利用」をいかにすすめるか、3名の講師の情報や経験をもとに、意見を交わしました。

ブログ1.png 

●「未来につながる、あなたの行動〜生物多様性とサスティナビリティ」
橋本 佳延 氏(兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員)
「幸せな条件とは・・・」。そんな投げかけから始まりました。「私たちの幸せは、選択と行動の自由にある。選択と行動の自由を得るためには…。生物と無機物からなる環境(生態系)が維持されていなければいけない。しかし、現状の生態系、生物多様性は劣化し、良質な生態系サービスの恵みを持続的に得ることができない状況にある。生活、仕事、協働、社会制度、それぞれの場面でどう取り組んでいくか。一人の選択や行動が変わり、1%が変わることで、地域や社会、世界が変わる」。橋本先生のお話はダイナミックであり、一人ひとりの日々の生活に求められていることが明確に示されました。
ブログ2.png ブログ3.png

●「一人ひとりが一歩ふみ出し、実践する生物多様性保全」
新玉 拓也 氏(魚と子どものネットワーク 代表)
鈴鹿川を中心に、水辺の環境保全と子どもたちの自然体験・環境教育に取り組んでいる新玉さん。地域の住民が地域の環境の変化に敏感になることの大切さを、市民の参加による行政と協働した調査や池干しの活動から話されました。団体のもう一つ重要な役割は、コーディネート。企業、行政、大学、子どもたちをつないでいます。さらに。「地域版生物多様性保全地域の選定」を提案されました。地域の「ここは大切!」という生物多様性保全スポットを選ぶ、取組です。現場からの提案は共感するのみでした。
ブログ4.png

●「生物多様性地域戦略を実現する」
平山 大輔 氏(三重大学教育学部理科教育講座 准教授)
みえ生物多様性推進プランをいかに実現するか、熱い思いを語られました。生物多様性ゾーニング、生態系ネットワークの形成、みえ生物多様性保全ネットワークによる取組実践。今後の三重の動きに期待大です。重要なのは、その動きにいかに県民が参加していくか。一人ひとりの暮らしや職場での行動、そして地域の活動への参加、社会制度への関わり・・・。私たちにはできることがたくさんある。特に今後、「市民科学」分野の取組が重要だという平山先生のご提案に、講座参加者は大きくうなづき、今後どう動くかを考えさせられる時間となりました。

次回は、「資源循環×SDGs」です。こうご期待!

【報告:新海】
posted by 三重県環境学習情報センター at 09:41| Comment(0) | 活動報告