今年で4回目となる高校生の環境活動発表会「冬のエコフェア2020」を開催しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、今回は四日市大学と各校をオンラインで結んでの開催となりました。
発表は3校4団体、どの団体も日頃の活動について分かりやすく堂々と発表してくれました。発表の後の総合討論では、質疑応答のほか活動に対するアドバイスもありました。
最後に審査結果の発表があり、四名の審査員により各団体に賞が贈られました。
冬のエコフェア2020
主 催:冬のエコフェア実行委員会(四日市大学、三重県環境学習情報センター)
日 時:2020年12月19日(土) 13:00〜16:30
場 所:発表高校と四日市大学をオンラインで結んでの開催
参加者:65名(オンラインでの視聴者を含む)
〈発表団体と内容、受賞した賞〉
◆暁高等学校2年8組 「サンゴの絶滅を防ぐには」
修学旅行で訪れた沖縄でサンゴの減少を知り、その原因や影響について調べてみると、自分たちとの関わりがわかりました。
沖縄に住んでいない自分たちに何ができるかを考えて、発表してくれました。
◎国際環境賞
◆三重中学高等学校Aチーム 「地元松阪の海について知ってもらう活動」
地元の特産品「松阪もめん」の原料である綿花の栽培を実際に行い、肥料として「干鰯(ほしか)」を使った場合、化成肥料を使った場合、そして、何も肥料を与えなかった場合の効果(綿花の成長状況、綿の収量)について比較しまた。
海に関心のない人にも海について知ってもらうために、海と「松阪もめん」とのかかわりを伝える活動を行っていきたいとの発表でした。
◎環境科学賞
◆三重中学高等学校Bチーム 「大台町(旧宮川村地域)で学んだこと」
大台町(旧宮川村地域)での校外学習を生徒が企画から行い、地域のいろいろな人からお話を聞くなどして、良さとともに問題や課題を知り、その解決策を考えました。
地域だけでなく自分たちの活動にも役立てたいと、発表してくれました。
◎ESD賞
◆四日市四郷高等学校自然科学部 「観察ルートガイドブックの作成 PART1」
日頃から生物観察をしている学校周辺のルートでの、「幼稚園の先生」を対象にした観察ガイドブックづくりに挑戦しています。どうしたら使いやすくなるのかを、模索しながら作りました。
散歩中の園児たちに対し、先生方が自然を紹介する一助にしてほしいとのことです。
◎情報発信賞
◎発表技術賞
初めてのオンライン開催となりましたが、特にトラブルもなく実施できました。ご協力いただきました関係者の皆様ありがとうございました。
posted by 三重県環境学習情報センター at 16:06|
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