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日時:2016年4月10日(日)8:45〜12:30
場所:三重県環境学習情報センター
人数:84人
担当:環境学習推進員 木村 脇谷
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水質チェックでは、みなさんが調べたい水が、きれいなのか汚れているのか、汚れているとしたらどれくらい汚れているのかCOD(化学的酸素要求量)パックテストを使って測定しました。
測定の結果、雨水や川の水などの自然系の水より、米のとぎ汁や食器洗いに使った水など生活で使った水の方が、汚れているということがわかりました。
そこで、生活排水をなるべく汚さずに流す方法を考えてもらいました。「食器洗いの時は、油は紙で拭いてから洗う」「食べ残しをしない」「髪を洗う前にクシでとかしてリンスの使用量を減らす」など発表してくれました。
自分たちが使った水が海や川の水の汚れにつながることを知って、身近で自分たちにできることを考えてくれました。ぜひ実行してほしいと思います。


次の大気調査では、大気汚染物質の一つである二酸化窒素を測定する実習を行いました。事前にカプセルを設置して採取した空気中の二酸化窒素を、エコアナライザーという機器で測定し、場所による濃度の違いを調べました。

二酸化窒素は燃焼によって発生するため、自動車の排気ガスや家庭のファンヒーターなどからも出ています。今回の実習で、交通量の多い幹線道路での値が高いことがわかりました。
環境をよくするために、近いところへ行くときには自動車を使わないなど、一人一人にできることがあります。自分にできることを考えて、これから実行してほしいと思います。
【報告:脇谷、木村】