何の仲間だったかなと調べてみると、「ケラ科」はコオロギやキリギリスが属するグループに含まれていることがわかりました。大雑把に言えば、コオロギやキリギリスに近い仲間ということになります。
しかし、地中に穴を掘って生活をしているので、モグラのような手(前脚)を持っています。
下の写真は何年か前に、センターの近くで「はやにえ」にされていたケラです。モズという野鳥が、獲った獲物を枝や刺などに刺したものを、「モズのはやにえ」と言います。この「はやにえ」で、モグラの手のようになっているのがわかると思います。(※写真をクリックすると大きくなります。)
土の中で、「じー・・・・・・」と鳴き、成虫には長い後翅(後ろのハネ)があるので飛べます。
【木村】