2020年05月17日

お勧めの本

やっと三重県の緊急事態措置も解除され、これから外出する機会も増えると思います。子ども達と一緒に自然探検に出掛けるなら、ぜひ読んで頂きたい本を紹介します。

「沈黙の春」の著者レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』という本です。
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≪センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見張る感性≫

花や虫や風等、自然をまずはそのまま感じる感受性の大切さ(大人になって忘れてしまっている⁈)そこから始まる気づきの大切さ
この様な事がエッセイ風にまとめられ読みやすい一冊となっています。
特に子育て中の方や妊婦さんにもお勧めです。
センター図書コーナーにもありますので、ぜひご来館下さい。
【大村】
posted by 三重県環境学習情報センター at 15:30| Comment(0) | 日記

この実、なんの実、木になる実♪

小さい頃、家のまわりには桑畑がいっぱいでした。
赤くなった桑の実をとって食べたり、白い布を染めてみたり。生きもの大好き一家で育った私は、小学生の時に蚕を飼っていて、桑の葉をもぎって与えていました。懐かしい樹木です。

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今暮らしている家の庭に桑の木が1本あります。休耕田に桑を植える活動をしているNPOの方からいただいて植えた大切な1本。どんどん大きくなって、今年も実をつけ始めました。

桑の木を眺めていると、幼い頃の暮らしを思い出します。「里山」なんて言葉を知らなくても日々あった風景。人間の暮らしと自然の営みの調和がとれていた空間。今は駐車場、マンションに…。私たちが大切にすべき価値はなんなのか。日に日に赤く染まっていく桑の実に教えられています。

【新海】
posted by 三重県環境学習情報センター at 11:05| Comment(0) | 日記

2020年05月16日

平飼いのたまご

先日、アニマルウエルフェアに配慮した卵のことを知り、どんな卵があるのかいろいろ探してみました。

鶏の飼育には、平飼いとケージ飼いがあるそうです。平飼いは文字通り地面の上で飼育することです。
ケージ飼いは、バタリーケージという階層があるかごの中で飼育する方法ですが、日本の養鶏場ではほとんどがこちらの方法のようです。
昔からの飼育方法といえば平飼いですが、土地利用に制約が多い日本ではケージ飼いが広まったようです。
アニマルウエルフェアを念頭において適切に飼育すればどちらも利点がありますが、それぞれ課題もあるようです。

で、早速、量販店を訪問して平飼いのたまごを探してみましたが、なかなかみつからず、やっと探し当てたのが2件でした。
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宣伝をするわけではありませんので生産者はともかく、パッケージには「平飼い」と明記されていました。
一つは量販店で購入したもので産地は関東でした。もう一つは自宅からそう遠くないところで直接購入することができました。
三重県内には他にも生産者があるようなので、いろいろ試してみたいと思いますが、できれば地産地消で地元の食材を購入したいですね。

平飼いとケージ飼いの優劣をつけるつもりはありませんが、自分が食べている食材がどのように生産されているのか興味をもち、アニマルウエルフェアなどのエシカルな配慮に適切に取り組んでいる生産者さんを応援したいと思います。

【佐野】


posted by 三重県環境学習情報センター at 16:40| Comment(0) | 日記

独り自然観察 「ダイミョウキマダラハナバチ」

 先日、三重県環境学習情報センターの近くで、ハルジオンに止まっている見慣れないハチを見つけました。アシナガバチの仲間かなと思って写真を撮り、調べてみると、どうもダイミョウキマダラハナバチのようです。

   DSCN8734ダイミョウキマダラハナバチ (縮小).JPG

 このハチは、ヒゲナガハナバチ類の巣に卵を産みこみます。そして、生まれた幼虫はそこに蓄えられている花粉などを盗み食いして育つのだそうです。
 成虫は春にだけ出現しますが、メスしか知られていないということです。

【木村】


posted by 三重県環境学習情報センター at 15:54| Comment(0) | 日記

2020年05月15日

独り自然観察 「ツバメのヒナ どんどん成長」 

 三重県環境学習情報センターの建物のツバメの巣では、ヒナたちが順調に成長しています。
 くりくりした目のかわいいヒナたちは、巣の中で押し合いへし合いの状態になってきました。
 (※写真をクリックすると大きくなります。)

   DSCN8815 -縮小.JPG

 ツバメのヒナが巣にいる期間は、孵化してから17〜24日だそうですので、来週には巣立つのではないでしょうか。

【木村】


posted by 三重県環境学習情報センター at 15:16| Comment(0) | 日記

2020年05月13日

独り自然観察 「アオスジアゲハ、ニワハンミョウ」

 三重県環境学習情報センターの近くで、アオスジアゲハを見つけました。黄緑がかった青色が涼しげです。アオスジアゲハの幼虫はクスノキの葉を食べるので、公園などでもいると思います。探してみてください。(※写真をクリックすると大きくなります。)

   DSCN8746 - アオスジアゲハ.JPG

 また、ニワハンミョウと思われるハンミョウ類も観ました。

   DSCN8750 - ニワハンミョウ(縮小).JPG
  大きな顎(牙状)を持ち、恐ろしそうな顔をしています。

 ニワハンミョウは平地から丘陵地にかけて生息しているようです。地味な色合いですが、光の当たり具合では少し輝きます。
 幼虫は土に穴を掘って潜んでいて、穴の入口近くにやってきた虫を捕まえて食べます。
 人家付近にもいますが、川原や山道などで、探してみてください。

【木村】


posted by 三重県環境学習情報センター at 18:14| Comment(0) | 日記

独り自然観察 「少し大きくなったツバメのヒナ」

 環境学習情報センターの建物にあるツバメの巣で、ヒナがすくすく育っています。かわいらしい顔が並ぶようになりましたよ。

   DSCN8707 - 給餌.JPG   DSCN8710 - コピー.JPG
      エサをもらうヒナたち         5羽見えています

【木村】

posted by 三重県環境学習情報センター at 15:16| Comment(0) | 日記

2020年05月12日

かぶせ茶

 毎朝、緑眩しい水沢町のお茶畑の間を走り抜けセンターまで通勤しています。
 ただ、少し前からこの緑が黒い覆いをかぶせて並んでいる様子に変わってきました。

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四日市スポーツランド前の畑

 この黒い覆いを2週間程かぶせたら、いよいよ収穫されるそうです。ご存じの方も多いと思いますが、水沢のかぶせ茶は生産量全国1位です!
 緑鮮やかな新茶、楽しみですね。

 12日(火)より「展示ホール・図書コーナー」の利用を再開しております。どうぞ、ご来館ください。ご来館の途中には、ぜひお茶畑の様子も見て来て下さいね。
【大村】

posted by 三重県環境学習情報センター at 13:08| Comment(0) | 日記

2020年05月11日

独り自然観察 「トリバガの仲間、モリアオガエル」

 先日、環境学習情報センターのすぐ近くで、ハルジオンに止まっている小さな虫を見つけました。何者かと思うような形をしています。
 ハルジオンの花の直径が2cmぐらいなので、この虫は横幅1cm程の大きさです。ハネを真横にしてT字型というか、十字架型というか、トンボのようなというか、・・・・・。トリバガの仲間のガです。
 おまけに、細い糸のようなものが出ているので、破れた着物を着て、手を横に上げているように見えました。

   DSCN8659 -トリバガの仲間.JPG

 でも写真を大きくしてよく観るとガのハネが鳥の羽みたいな形です。それで、トリバ(鳥の羽)と言うのでしょうか。
(※写真をクリックすると大きくなります。)

 そして、今日はモリアオガエルを見つけました。だるそうに、枯草にしがみつくようなかっこうで寝て(休んで)いました。

   DSCN8696 - 休むモリアオガエル.JPG

 そろそろモリアオガエルの産卵シーズンです。

【木村】


posted by 三重県環境学習情報センター at 13:32| Comment(0) | 日記

2020年05月08日

独り自然観察 「ツバメのヒナ」

 環境学習情報センターのツバメの巣で、5月4日に紹介したヒナがどんどん成長しています。親ツバメがエサを運んでくると、それぞれが鳴いてエサをねだっていました。
(※写真をクリックすると大きくなります。)

   DSCN8620 - ツバメのヒナ.JPG
   今、見えているヒナは4羽です。

 ツバメは5〜6羽のヒナがいることが多いです。もう少し大きくなって、全員が見えるようにならないと、ヒナが何羽いるかわかりません。無事にみんな巣立ってほしいです。

【木村】

posted by 三重県環境学習情報センター at 13:36| Comment(0) | 日記

独り自然観察 「ヒラドツツジに来ている虫」

 環境学習情報センターの前の大駐車場では、ヒラドツツジが咲いています。
(※写真をクリックすると大きくなります。)

   DSCN8356 - ヒラドツツジ.JPG

 この花に、今、いろいろな虫が訪れています。特に、コマルハナバチなど、ハチやアブの仲間がたくさん来ています。
 ヒラドツツジは庭や公園などに植えられているので、少し立ち止まって、どんな虫が来ているのか観てみましょう。

   DSCN8386 - B.JPG   DSCN8363 - A.JPG

   DSCN8403 - ニッポンヒゲナガハナバチ.JPG   DSCN8320 - ヒラタアブsp..JPG

 ヒラドツツジ以外にも花が咲いていれば、チョウやハチ、アブなどが来ているかもしれません。花を一つずつ回ってみるのもいいですね。

   DSCN8293 - ツバメシジミ.JPG    DSCN8437 - モンキチョウ.JPG
   ツバメシジミが休んでいました    オオジシバリにモンキチョウが来ました

 花を訪れているハチやアブはおとなしいものが多く、捕まえたり、握ったりしない限りは刺しません。驚かさないように、静かに観察しましょう。

【木村】


posted by 三重県環境学習情報センター at 10:07| Comment(0) | 日記

2020年05月05日

独り自然観察「シイ、タニウツギ」

 ゴールデンウィークの後半で、環境学習情報センター付近のシイの花が咲きだしました。(シイの仲間には何種類かあり、ツブラジイとスダジイの見分けが難しいので、環境学習情報センター付近のものはシイと表現しておきます。)
(※写真をクリックすると大きくなります。)

   DSCN8476 - シイの木.JPG   DSCN8463 - シイの花.JPG
     花が咲きだしたシイの木          シイの花

 シイの花は匂いが強く、この木は高いところで花が咲いているのに、下にいてもにおいがわかりました。シイは強いにおいで、花粉を媒介する虫をひきつけているようです。
 シイの木は神社などでも見られるので、散歩がてら近くの神社や里山でこの花を探してみてください。

   DSCN8347 - 里山のシイ.JPG
    センター付近の里山のシイ

 センターの近くでは、数日前からタニウツギのピンクの花も咲き出し、見ごろを迎えています。
   DSCN8331 - タニウツギの木.JPG   DSCN8340 - コピー.JPG
       タニウツギ満開!           タニウツギの花

 タニウツギは庭や公園に植えられるハコネウツギと同じ仲間です。白からピンクに花の色が変わるハコネウツギと違って、タニウツギの花は初めからピンクです。
 タニウツギは主に日本海側でみられる植物ですが、鈴鹿山系にもあります。日本固有種です。

【木村】


posted by 三重県環境学習情報センター at 14:55| Comment(0) | 日記

2020年05月04日

独り自然観察 「ツバメのヒナが生まれました」

 環境学習情報センターの建物には、ツバメの巣がいくつもあります。
 4月27日にご紹介した抱卵中のツバメの巣(センター通信 4月27日 下の右側の写真の巣)で、数日前にヒナがかえったようです。親ツバメたちがヒナたちにエサを運び始めました。

   DSCN8286 - 給餌.JPG
  5月4日(月) エサをもらうヒナのくちばしが見えます

 まだヒナは小さいので鳴き声も小さく、エサをもらう時にやっとくちばしが見える程度です。ヒナの成長とともに、これから親鳥たちはどんどん忙しくなっていくことでしょう。

【木村】


posted by 三重県環境学習情報センター at 14:51| Comment(0) | 日記

2020年05月02日

独り自然観察 「ホソミオツネントンボ、ダビドサナエ」

 成虫で越冬して、春早くから姿を見せるトンボにホソミオツネントンボがいます。
 今朝、センターの近くの池で見ることができました。越冬しているときは褐色ですが、もうきれいな水色になった個体です。
(※写真をクリックすると大きくなります。)

   8060ホソミオツネン (縮小).JPG

 ホソミオツネントンボの写真を撮っていたら、ダビドサナエが現れてキショウブの花に止まりました。幼虫(ヤゴ)で2年間過ごし、この春羽化したばかりのトンボでしょう。

   DSCN8064ダビドサナエ.JPG

 やや小柄なサナエトンボで、「ダビド」はフランス人の生物学者の名前だそうです。
 普通種ですが、日本特産種です。
 
【木村】


posted by 三重県環境学習情報センター at 18:00| Comment(0) | 日記

2020年05月01日

アニマルウエルフェアってなに?

先日、エシカル消費について話し合う機会があり参加してきました。この日は鶏卵を例にした「アニマルウエルフェア」についての話題提供がありました。初めて耳にすることばに「なにそれ?」というのが正直な印象でした。
「アニマルウエルフェア」とはどのようなことなのでしょうか。

(一社)アニマルウェルフェア畜産協会によると「アニマルウェルフェア(Animal Welfare)とは、感受性を持つ生き物としての家畜に心を寄り添わせ、誕生から死を迎えるまでの間、ストレスをできる限り少なく、行動要求が満たされた、健康的な生活ができる飼育方法をめざす畜産のあり方です。欧州発の考え方で、日本では「動物福祉」や「家畜福祉」と訳されてきました」とわかりやすく紹介しています。

また、農林水産省によれば「アニマルウェルフェアについては、家畜を快適な環境下で飼養することにより、家畜のストレスや疾病を減らすことが重要であり、結果として、生産性の向上や安全な畜産物の生産にもつながることから、アニマルウェルフェアの考え方を踏まえた家畜の飼養管理の普及に努めています」と紹介されています。

要するに鶏卵にしても食肉にしても、家畜を機械のように扱う工業的な生産方法ではなく、生きものとしての家畜の権利を尊重した飼育をしていこうという考え方なのです。

【佐野】


posted by 三重県環境学習情報センター at 11:16| Comment(0) | 日記

クスノキの紅葉

センター周辺には四日市市の木であるクスノキが街路樹として植樹されていますが、今、紅葉のシーズンを迎えています。
クスノキは、常緑広葉樹ですが4月中旬頃から5月上旬にかけて紅葉し一斉に落葉します。
落葉といっても、秋に紅葉して落葉する落葉樹とは違い、すべての葉が落ちてしまうことはありません。
よく観ると、枝先には新しい葉が芽生え、古い葉は濃い緑で残っていたり、赤く紅葉していく姿が確認できます。クスノキはこの時期に古い葉が落ちて新しい葉が芽生える新旧交代を行うのです。
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一つの枝に様々な色の葉っぱがついていています。
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【佐野】

posted by 三重県環境学習情報センター at 11:13| Comment(0) | 日記

独り自然観察 「フジとキリ」

 ゴールデンウィークに突入しました。この時期はいろいろな樹木の花が観られる時期です。みなさんのよく知っているフジの花や、キリの花もこの時期に咲きます。環境学習情報センターの付近でも、フジやキリの花が咲き出しました。

※写真をクリックすると大きくなります。

 フジは里山で見られるだけでなく、公園や学校に藤棚があることも多いので、探してみましょう。フジの花にはクマバチなどの虫が集まってくるので、どんな虫が来ているのかも観察するといいですね。

   DSCN7970 - フジ.JPG

 キリは、タンスにするために人家付近に植えたり、花をデザイン化して「花札」や「家紋」などに使ったりしてきた樹木です。

   DSCN7956 - キリ.JPG

 近くにこのような紫の花がないか、探してみてください。

【木村】

posted by 三重県環境学習情報センター at 10:19| Comment(0) | 日記

2020年04月30日

独り自然観察 「ツマキチョウ」

 4月下旬に、庭で飛んでいるツマキチョウを見つけました。ツマキチョウの成虫は春にだけ出現します。
 カラシナ類の花に止まってくれたので、写真が撮れました。撮った写真を見てみると、ちょうど産卵しているところで、腹部の先端に卵が見えています。
(※写真をクリックすると大きくなります。)

   7839ツマキチョウ産卵(縮小).JPG   DSCN7936 - 卵.JPG
          産卵中           左の蕾の下に卵があります。
                          卵は細長く縦すじがあります。

 卵から孵った幼虫は色も形もカラシナ類の若い実の鞘に似ているため、よく探さないと見つかりません。また、サナギも植物のトゲそっくりです。
 彼らの擬態を見破れるか、今から楽しみです。

【木村】

posted by 三重県環境学習情報センター at 13:05| Comment(0) | 日記

独り自然観察 「ケラ」

 先日、庭の中の小さな畑にケラがいました。久しぶりに見るケラです。ケラとは「・・・・・おけらだって、・・・・・」と歌われている、あの「おけら」です。

    DSCN7838 - ケラ.JPG

 何の仲間だったかなと調べてみると、「ケラ科」はコオロギやキリギリスが属するグループに含まれていることがわかりました。大雑把に言えば、コオロギやキリギリスに近い仲間ということになります。
 しかし、地中に穴を掘って生活をしているので、モグラのような手(前脚)を持っています。
 下の写真は何年か前に、センターの近くで「はやにえ」にされていたケラです。モズという野鳥が、獲った獲物を枝や刺などに刺したものを、「モズのはやにえ」と言います。この「はやにえ」で、モグラの手のようになっているのがわかると思います。(※写真をクリックすると大きくなります。)

   ケラ(はやにえ)4604.JPG

 土の中で、「じー・・・・・・」と鳴き、成虫には長い後翅(後ろのハネ)があるので飛べます。

【木村】

posted by 三重県環境学習情報センター at 11:19| Comment(0) | 日記

2020年04月27日

今年もツバメがやってきました

 この春も、三重県環境学習情報センターの建物にツバメたちがやって来て、繁殖を始めました。
 まず、泥などを運んで古巣を補修してから卵を産みます。

 この巣はまだ補修中でしょうか。
   DSCN7925 - 補修.JPG

 この2つの巣は、もう抱卵に入っています。
   DSCN7921 - 抱卵A.JPG   DSCN7932 -抱卵B.JPG

 ひなの誕生が楽しみです。

【木村】

posted by 三重県環境学習情報センター at 15:56| Comment(0) | 日記